since 201601

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かるく三千年くらい前からこんな景色だったんじゃないかってくらい。

悠久の時を感じる。

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この一帯は、豊後牛を育てる放牧場で、なにもない道路脇に、車を停められるスペースだけがある。

それでも、ドライブの人が代わる代わる車を停めては、この景色の為に降りてくる。

阿蘇山や、九重連山まで見渡せるそう。

 

 

青空に枝を伸ばす姿が、なんだか健気に映る。

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小学校の社会科で習う、一村一品運動の発祥の地。

「梅栗植えてハワイへ行こう」

提唱した当時の村長さんは、50 年経った今でも、偉い人がいてね、と語り草になっている。

 

この辺りは、天候が崩れてくると、ふわーっと降りてくる霧が、綺麗だと思う。

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半夏生

「子供のころ、半分だけ化粧をしたようだからハンゲショウと言うんだと思っていたけど、違う字なんですね。」とドライバーさんが話してくださった。

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現地の方に、「明日梅ちぎりがあるんやけど、来る?」

と言われ、急遽参加することとなった梅ちぎり。

その方が農作業用のお洋服と長靴を貸してくださり、農園までは旅館の方が車で連れて行ってくださいました。

梅は、脚立を使わなくても取れるよう、丈が低くなるよう栽培されています。

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写真はべつの農園ですが、こんな感じです。

私は途中参加の為、入っていきなり 10 時の休憩の時間。

収穫用のブルーのバケツを裏返し、その上に腰掛けて、

農園の方が用意してくださっている飲み物を飲みながら、

お菓子を食べて、李を齧ります。

(皆さまは朝 8:00 入りです。)

梅の木陰を、風が吹き抜けてゆきます。

枝が茂っていて影になるので、意外と暑くない。

 

休憩のあとは、お昼まで収穫作業をおこないました。

商品(梅酒)になる大切な梅の収穫。(他の方はお仕事でいらっしゃっています。)

「なにかコツとかあるんですか?」

「適当でええよ。私も知らんから。」

意外と未経験者歓迎。

 

葉っぱに紛れた梅を探す為、ずっと見上げているので、うなじが筋肉痛になります。

2 時間必死で収穫を続けます。8 人程のメンバーで、農園の梅はすべて収穫完了し、

その後、仲間とお風呂屋さんの二階にある食堂でお昼。

私はこの日、由布院に宿泊予定の為、ここでお別れし、

お風呂屋さんのお風呂で汗を流しました。

(皆さまは午後は梅の選別作業です。)

 

皆さま普通に仲間のひとりとして接してくださったので、とても嬉しかったです。

貴重な体験となりました。

(なお、ふだん、梅持ち帰り放題で 1,500 円で体験できるそうです。)

 

 

お土産に、チャリティーの T シャツを買いました。

3000 円しますが、売り上げが熊本地震の復興の為に寄付されるそうです。

ドライバーさんおすすめでした。

「可愛いですよ。くまモンが描かれてますからね。」

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観光協会(日田駅のすぐのところ)と市の観光課でしか販売してないそうです。

公的機関だから、ちゃんと寄付される安心感があります。